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ミルンシーズン




ここ数年、初秋の恒例行事、ミルンヤンマを源流に探しに行く。
この場所は今の季節、平日だと人と出会う事が無い。
午後1:30位から3時間ほどかけて、撮影に挑戦する。
何回やっても正に挑戦!である。


ミルンヤンマ-01TR
年々、目が悪くなって飛んできたのに気が付かない事が多い。
これは今季の初挑戦、9/30にやっと画面の端っこにかかった1枚。




ミルンヤンマ-01
ここから10/3に撮った物。
今のところはミルンの動きに対応する訓練期間。
そう思って背景の悪さはあまり考えずに撮る。
メス探しはコシボソヤンマの様にすっきりした倒木や岩の隅などではなく、杉の落ちた枝などで、ゴチャゴチャしている所を入念に探している。季節が進むと割とすっきりした所でもスピードを落としてくれるような気がする。





ミルンヤンマ-04
殊に正面から飛んでくる時には撮影も難しくなる。




ミルンヤンマ-03
倒木とピッタリ寄り添って飛んでしまったので、変な写真になってしまった。
少しどちらかにずれてくれれば・・・・




9/30には♀の産卵は一度だけ見る事が出来た。
♂の探雌飛翔を沢の一点で待つのだが、ほぼ20分に一度の間隔で、私の前を通過した。

10/1には♀の目撃は無し。
♂は下流側に飛ぶ際に私の前を通過してから、戻って来るまでの間隔が≒7分。
その後、上流側から戻ってくるのに≒15分。
この日はイレギュラーに上流側から2回連続で飛んできたりという事は無かった。
見ているのが同じ個体だとすると、私の待機場所はミルンのテリトリーの最下流側から1/3位に位置する様に思えた。

あと2回位は訪れる機会もありそうなので、難しくはなるのだが、徐々に良い背景での撮影に挑戦したい。

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No title

今季1回外して、なんだかんだとあって、その後行けていません。
なんとか、これからでもと思います。
3時間、頑張りましたね。
正面、さすがです。

No title

mtana2さん。遠征後も何かと忙しく時間が取れない様ですね。
ミルンは10月末位まではなんとかなりましょうか?

何故か飛翔トンボだけは時間の概念が無くなってしまうんです。
次回はもう少しすっきり背景で頑張りたいと思います。

鬼門

こんばんは
コシボソと並んで手を出して無いのがミルンです。
嫌いではないのですが、なぜか行くと見られない。
向こうも気が乗らないのを察知してるのか?鬼門です^^。

コシボソは2000年頃、地元で息子がオスを見つけました。
撮影後自宅でスタジオ撮影しようと捕獲しましたが、持ち帰る
方法を知らなかったので暴れて翅を折ってしまいました。
笹の葉の繊維を接着剤で貼って辛うじて飛べるようにして
放してやりました。
今は捕獲しませんが、もしやる場合は翅を合わせずに開いた
姿のままティッシュに挟んで動けなくして持ち帰ります。
メスは一昨年地元で撮りましたが。

ミルンは昔東秩父エリアでよく飛んでいたので、捕獲して
やらせ撮影したのが唯一の実績です。最近は飛ぶ姿も
滅多に見ないのでかなり減ったようですね。多分環境悪化
でしょう。仲間のMさんに案内してもらったこともありましたが
飛ぶ時間の暗さに尻込みしました(笑)。
数年前隣県で交通事故に遭ったオスを写したことがあります。

いずれにしても副産物の無い根気のいる撮影になるのが嫌で
手を出して無いのが現状です。
トンボ屋を名乗る以上皆さんを見習ってチャレンジしないと(笑)!

No title

つばさ2号さん。
そうなんです。ミルンに行くとほぼ副産物は期待できませんね。
私は平日の午後だけなど、ミルン撮影に具合の良い時間が取れるので、割と頻繁に行けます。
休みが休日だけだと、私でも流石に二の足を踏みそうです。

捕獲した後は翅を畳んで、キープするのが普通と思っていましたが、そうでもないんですね。
地元でもポツポツ見られる事はあるんですね~。
私はミルンは近所では見た事がないです。

そうですね~。
確かに暗い時間の方が頻繁に飛ぶかもしれませんね。
もう少し寒くなると早い時間から飛ぶ事もあるようです。
やはり個体数は減少の一途なんでしょうね。


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